事件,事故!!( ; ゜Д゜)

PFCcV81F

事件や事故等のスレッド。名前に恥じないカオスなスレ。


  • [451] SS 2016/12/30 02:38

    PFCcV81F
     今年5月、東京・小金井市で、岩埼友宏被告(28)に刃物でめった刺しにされ、生死の境をさまよった冨田真由さん(21)が12月16日、代理人を通じて手記を公表した。

     冨田さんは事件当時、大学に通うかたわらシンガー・ソングライターとして活動し、ストーカー被害に遭っていた。事件前、警視庁に相談していたが、未然に防げなかった。

     手記で、冨田さんは、事件後に警察から「本当に殺されるかもしれないと言ったんですか」と疑われたことにショックを受けたことを明かし、《この事実を警察が認めないことに、怒りを通り越して、悲しみを感じています》と綴っている。

     代理人の柴田崇弁護士によれば、冨田さんは9月初旬に退院し、現在も療養中。今後、顔や首などに残る傷を見えにくくする手術を受けるという。

     だが、精神的、肉体的な傷は、今も冨田さんの心や身体に深く残っている。PTSDを発症し、近くに男性がいる状況や、逃げ場のない空間が怖く、公共交通機関を利用する際も付き添いが必要。左目の視野が狭くなり、手足の指を動かしにくいなどの後遺症もある。ストーカーは被害者のその後の人生にも暗い影を落としていく。

     ストーカー被害者・加害者のカウンセリングなどを行うNPO法人ヒューマニティーの小早川明子理事長は、自身もストーカー被害者で、実体験を話してくれた。

    「ストーカーと似ている人がいると、足がすくんで動けなくなるんです。慌てて家の中に逃げ帰って、一番奥の寝室に半日ぐらいこもったりしたこともありました」

     小早川さんが相談を受けたある女性は、引っ越しをした今も、自宅に誰かが潜んでいるんじゃないかと常に不安で、クローゼットやトイレ、お風呂まで全部開け放した状態にして、誰もいないということを毎日、確認するそうだ。
    「加害者がどう思っているのか、恨んでいるのか、怒っているのか。そういうことがわからない。だからとにかく気になるんです。何もなくて静かなほうが余計に不気味で、また急に目の前に現れるんじゃないかと不安なんです」

     と小早川さん。

     冨田さんの手記には、犯人に対する怒りや加罰感情を述べるくだりが一切ない。

    「被告については、怖い、許せない、元の身体に戻してほしいという思いが混在しているようで、ポツン、ポツンと話していました」

     と柴田弁護士。警察の取り調べにもフラッシュバックが起こり話せなくなることもあったという。犯人にナイフで刺されるシーンが脳裏に再びよみがえる怖さ。そんなトラウマから、岩埼被告への言及を避けたのではないだろうか。

     手記には《警察がこの事件のことを本当に反省してくれないと、また同じことが繰り返されるのではないかと心配です》とある。2度と同じ悲劇が起こらないよう、警察は万全の態勢を整えてほしい。
    イイネ! 返信
  • [450] SS 2016/12/28 02:56

    PFCcV81F
    兵庫県川西市で3年前に女性が暴行され死亡し、24日に新たに男女4人が逮捕された事件。
    取材を進めると、奇妙な集団生活の実態が見えてきました。

    24日、傷害致死の疑いで逮捕された田口恵子容疑者(32)と内縁の夫の下地道嗣容疑者(34)ら4人。

    2013年10月、兵庫県川西市の住宅で同居していた肥後恭子さん(当時25)を棒などで殴って死亡させた疑いが持たれています。

    当時、同居していた肥後さんの兄(29)が「1人でやった」と供述したため、警察は兄を単独犯として逮捕。

    兄は懲役5年の実刑判決を受けて、今も服役しています。

    一旦は終わったはずの事件。

    しかし、警察へのある相談をきっかけに大きく動き出しました。

    「知人が支配下に置かれて自由を奪われている。変な共同生活をしている」

    今年7月、田口容疑者らと同居していた20代の女性の話を聞き、不審に思った知人が女性と一緒に警察を訪問し相談。

    本格的な捜査が始まりました。

    【記者リポート】
    「田口容疑者と下地道嗣容疑者が暮らしていた自宅です。ここ以外にも町内に複数の家を借り、十数人が行き来する異様な集団生活が行われていました」

    警察によると、田口容疑者と下地容疑者は8年ほど前に内縁関係になり、同居を開始。

    そこに肥後さんや兄が加わり、6年ほど前から集団生活が始まりました。

    さらに、今回逮捕された下地貴慎容疑者(24)や弟で17歳の少年、その親族などが次々に家に引き込まれ、川西市内にある3つの住居を子供も含む約15人が行き来していたということです。

    【周辺住民】
    「高校生くらいの子を見た気がする、女の子も。色んな人がいたから分からなくて『誰が住人やろうね』って言ってたくらい」
    「女性とか子どもが夜の12時以降に出入りすることないと思うんですけど。それがちょくちょく見られて不審に思ってました」

    さらに…

    捜査の中で、肥後さんの事件に関わったとして逮捕された17歳の少年も日常的に虐待を受けていたことが判明。

    田口容疑者らは少年に対して熱湯をかける、可燃性のガスに火をつけて噴射する、爪の中に針を刺すなどの暴行を加えたとして、すでに逮捕・起訴されています。

    ある住民は、若い男性が暴行されている様子を目撃したと話します。

    【暴行を目撃した人】
    「リンチっていうか、(車の)後ろのトランクに1人詰め込んで、皆で「死ねコラ」(って言いながら暴行していた)」

    一体何のための集団生活だったのか。

    田口容疑者は肥後さんの事件について黙秘していて、警察は実態の解明を進めています。
    イイネ! 返信
  • [449] SS 2016/12/26 03:52

    PFCcV81F
    新潟県糸魚川市の大規模火災で、県警は23日、同市大町1のラーメン店が火元と断定したと発表した。男性店主(72)が鍋を空だきしたことが原因とみられる。

     県警糸魚川署によると、店主は任意の事情聴取に「開店前、火をつけたコンロに鍋をかけたまま失念して近くの自宅に帰った。戻ってきたら炎が換気扇の高さまで上がっていた。大変なことをして申し訳ない」と憔悴(しょうすい)しきった様子で話したという。店主は水をかけて消そうとしたが、炎の勢いは止まらず、隣の精肉店に通報を求めた。

     同署は実況見分で、店主の証言通り厨房(ちゅうぼう)のコンロ付近に中華鍋があることを確認した
    イイネ! 返信
  • [448] SS 2016/12/24 11:14

    PFCcV81F
    「なりヤン狩り」の少年ら逮捕=川に飛び込み強要容疑―警視庁

     「なりヤン狩り」と称し、高校1年の男子生徒(16)を全裸にさせ隅田川(東京都荒川区)に飛び込ませたなどとして、警視庁少年事件課などは21日までに、強要容疑で東京都台東区の男子中学生(15)と文京区の無職少年(16)を逮捕した。

     男子中学生らは「ヤンキーになりきれていない中途半端な連中」という意味で「なりヤン」と呼び、複数の傷害事件を起こしていたという。

     逮捕容疑は8月7日午後10時〜8日午前2時ごろの間、荒川区東尾久の隅田川に面する遊歩道に男子生徒を呼び出し、顔を殴るなど暴行。全裸で土下座させた上、川に飛び込ませた疑い。

     同課によると、男子生徒にけがはなかった。男子中学生らは別の傷害事件で逮捕され、携帯電話に男子生徒が川に飛び込まされる動画が保存されていたことから、事件が発覚した。 
    イイネ! 返信
  • [447] SS 2016/12/23 11:26

    PFCcV81F
    島根・女子大学生殺害 カメラなどに遺体など57枚の画像残される


    7年前、広島県の山中で、遺体で見つかった女子大学生・平岡 都さん(当時19)。20日、ついに、容疑者が明らかになった。
    島根・広島合同捜査本部の河村英夫刑事部長は「被疑者につきましては、島根・益田市内に居住の会社員・矢野富栄、当時33歳であります」と述べた。
    殺人や死体遺棄などの疑いで書類送検されたのは、事件当時33歳だった矢野富栄容疑者。
    事件直後に、交通事故で死亡していた。
    自宅で平岡さんの遺体を切断し、浴室で写真を撮影していたという矢野容疑者。
    いったい、どんな人物だったのか。
    高校の担任は「目立つような子でもないし、人とトラブルを起こして、どうのこうのするような子では、決してない。真面目だしね、優秀だったんですよ」と話した。
    中学時代は、陸上部でキャプテンも務め、その後、福岡・北九州市の高校に進学。
    成績優秀でスポーツマン、その一方で、北九州市で強制わいせつ事件を起こし、有罪判決を受けるなど、性犯罪に手を染めた過去もあった。
    矢野容疑者が使用していたデジタルカメラなどには、平岡さんの遺体や犯行に使われたと思われる包丁の画像など、あわせて57枚が残されていたという。
    画像は、1時間半余りの間に撮影されたとみられ、矢野容疑者の自宅の背景が写っていたという。
    事件当時、島根県立大学の1年生だった平岡さん。
    遺族は、予期せぬ事件の幕引きに、無念さをあらわにした。
    遺族は「なぜ、このような事件があとを絶たないのでしょうか。なぜ、犯罪を繰り返す人間が存在するのでしょうか。都の全ての夢を奪った犯人を許せません」とコメントした。
    決して収まることのない、犯人への怒り。
    平岡さんをいつ、どこで、どのように連れ去ったのか。
    犯行の動機は、いったい何だったのか。
    矢野容疑者は、平岡さんの遺体が見つかった2日後に、交通事故で死亡。
    事件の核心部分が、矢野容疑者の口から語られることはない。
    遺族は「不安で押しつぶされそうな日々が続いた7年が過ぎ、今、犯人が見つかったという安堵(あんど)感はありますが、わたしたちには言葉では表現できない、怒り、悲しみ、憎しみ、苦しみをぶつける先がありません」とコメントした。
    平岡さんの高校時代の恩師・横山賢治さんは「なぜ彼女が、そういう目に遭わなければならなかったのか。ご遺族の方も、謝罪の一言が欲しかったと思うので、残念です。みんな頑張っている友達を、天国で見守ってあげてくださいと言いたいです」と話した。
    島根県立大学の本田雄一学長は「犯人が特定されたからといって、平岡さんがよみがえるわけではございませんけれども、このみ霊を、お慰めすることはできるのではないか」と話した。
    事件の情報提供を呼びかける看板が、20日をもって、取り外された。
    島根浜田警察署の園山 彰警部は「結果的に、両手を挙げて喜ぶというわけにはいきませんが、区切りがついたということで、捜査員の努力が実った」と話した。
    真相は闇に包まれたまま、事件は終焉(しゅうえん)を迎えた。
    イイネ! 返信
  • [446] SS 2016/12/22 01:16

    PFCcV81F
    ロシア・シベリア(Siberia)地方のイルクーツク(Irkutsk)市は19日、人体に有害なメタノール入りの入浴剤を安い酒代わりに飲んだ住民49人が死亡したことを受け、非常事態宣言を出した。


     メタノールは不凍剤などに用いられるアルコールの一種。問題の液体は、サンザシの香りの入浴剤と表示され、250ミリリットル入りのボトル1本が40ルーブル(約76円)で販売されていた。地元検察当局者の話では、同製品を飲んだ人は判明しているだけで57人おり、うち49人が死亡、残る8人も重症だという。

     ロシア連邦捜査委員会はこの問題の捜査に乗り出し、数人の身柄を拘束。ドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)首相は、主に化粧品との名目で飲用に適さないアルコール製品が貧しい人々に販売されている問題について対策を講じるよう、閣僚らに命じた。【翻訳編集】 AFPBB News
    イイネ! 返信
  • [445] SS 2016/12/21 00:07

    PFCcV81F
     愛知県一宮市今伊勢町のマンションの一室で14日夜、父親と小学5年の長男が遺体で見つかった事件があり、県一宮児童相談センターは2年前から長男を計8回保護していたことを明らかにした。

     県警によると、遺体で見つかったのは無職の立松巧次さん(48)と長男で小学5年の巧丞(こうすけ)君(10)。

     同児相によると、2人は父子家庭。2014年11月に巧次さんから「体調不良で養育が難しい」との電話があり、巧丞君を4日間保護した。その後、今年9月までに7回保護した。巧丞君からも「お父さんとけんかして家にいられない」などの訴えがあったという。

     9月の保護は約3週間にわたり、巧次さんから「親権問題が落ち着くまで預かってほしい」と依頼があった。いずれの際も、けがなどの虐待の痕跡は確認できず、様子を見て巧丞君の希望で帰宅させたという。

     山村孝幸センター長は「親子関係がうまくいくように支援し、やれることはやったと思う。亡くなってショックを受けた」と話した
    イイネ! 返信
  • [444] SS 2016/12/20 01:36

    PFCcV81F
    18日午後3時半ごろ、名古屋市昭和区山里町のマンションの一室で、住人の70代夫婦と40代の娘の計3人が死亡しているのを、昭和署員が見つけた。

     署によると、同日午後2時45分ごろ、「入院していた患者から『自ら死を選ぶ。昭和署に連絡してほしい』と書かれた手紙が届いた」との通報が愛知県内の病院からあった。そのため、患者の自宅であるマンションの一室に向かったところ、浴室で3人の遺体を発見した。浴室内には練炭を燃やした跡があり、3人は寄り添うように倒れていたという。目立った外傷はなく、署は3人が心中したとみて調べている。
    イイネ! 返信
  • [443] SS 2016/12/19 11:41

    PFCcV81F
    23歳の男性巡査、交番内で拳銃自殺 

     新潟県警は18日、同日午前10時15分ごろ、県警妙高署の地域課に勤務する男性巡査(23)が、交番内で拳銃自殺を図ったと発表した。巡査は病院に搬送され、午後1時40分、頭部外傷で死亡が確認された。

     県警が詳しい状況を調べている。
    イイネ! 返信
  • [442] SS 2016/12/17 13:10

    PFCcV81F
    東京都小金井市で今年5月、男から刃物で刺されて一時重体となっていた冨田真由さん(21)が12月16日、代理人を通じて手記を発表し、「警察がこの事件のことを本当に反省してくれていないと、また同じことが繰り返されるのではないかと心配です」と現在の心境を明かした。

    音楽活動をしていた冨田さんは今年5月、東京都小金井市でイベントに出演する直前、ライブハウスの入るビル近くで、岩埼友宏被告人(殺人未遂で起訴済)から刃物で首や胸などを複数カ所刺されて、一時重体となっていた。冨田さんは事件前、警視庁に「ブログなどに執拗に書き込みがされている」と相談していた。

    冨田さんの代理人をつとめる柴田崇弁護士が12月16日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を開いた。柴田弁護士によると、冨田さんは今年9月初旬に退院して、現在も療養中。顔や首、手や腕などに傷が残っており、今後、その傷が目立たないようにする手術を受ける予定だという。

    また、大量出血したことから、脳梗塞を発症し、視野狭窄(左側が見えにくい)の状態。さらに、フラッシュバックと呼ばれる症状があり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症。近くに男性がいると怖いため、付き添いの人がいないと公共交通機関が利用できないという。

    冨田さんは事件前、警視庁武蔵野署に、ブログなどに執拗に書き込みがされていることを相談していた。武蔵野署長は12月13日、事前に相談を受けたにもかかわらず、重大な事件を起こしたことについて謝罪。警視庁は12月16日、「人身の安全を早急に確保する必要があると判断すべき事案であった」などと結論づける検証結果を発表した。

    冨田さんが公表した手記には、「事件に遭った日から時間が止まってしまったかのように、前に進むことが怖くなってしまいました」「警察がこの事件のことを本当に反省してくれていないと、また同じことが繰り返されるのではないかと心配です」など、警察の対応に納得していないことがつづられている。

    ●冨田さんの手記全文

    まずは、私が被害に遭ったときに、現場で犯人に立ち向かってくれた方、110番通報をして下さった方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。

    今私が生きていられるのは、皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

    また、被害に遭った後から、これまでの間、警視庁の犯罪被害者支援室の皆様には大変お世話になっていて支援室の皆様にはとても感謝しております。

    犯人からのSNSへの書き込みが始まったのは平成26年の6月からでした。

    特に不安や恐怖を大きく感じるようになったのは、ライブ終了後にストーカー行為をされたことや、生き死にに関する書き込みが1日に何件もくるようになったことがきっかけです。

    初めは、気にしないでいようと踏ん張っていましたが、どんどん不安や恐怖が積み重なり、その重さに限界を感じていました。そんな気持ちから家族や友人に相談しましたが、犯人が急に目の前に現れて殺されそうになったとしても、私も家族も周りの人も素人なので、自分のことや誰かを守る方法は何も知りません。

    そんな中でも希望を持っていたのが、警察に助けを求めることでした。家族や友人は、命より大切なものはないよと、身の危険を感じていることや助けてほしいということを警察に伝えた方が良いと背中を押してくれました。私も、この不安や恐怖を解消するための一番良い方法だと思いました。

    警察には、命の危険を感じていることがわかる資料をいくつも持っていきました。男女2人の生活安全課の方が対応をしてくれて、主に女性が話を聞いてくれました。平成26年の6月からSNSへの書き込みが始まったこと、生き死にに関する書き込みが頻繁にあること、友人のSNSにも迷惑な書き込みがされていること、ライブ終了後にストーカー行為をされ命の危険を感じていたことを、持っていった資料を見ながら、特に危険だと感じていたものに関してはひとつひとつ説明をし、「殺されるかもしれない」と不安や恐怖を訴えました。資料が多かったため、後でゆっくり読ませてもらうと女性の方に言われましたが、ストーカー行為をされたことに関しては、そのときの状況を何度も説明すると、頷きながら聞かれていたので、理解してくれたのだと思っていました。

    相談にいったときに伝え忘れたことはひとつもありません。

    警察からは、「使っているSNSから犯人のアカウントをブロックしてください」「何かあればこちらから連絡します」と言われました。その後相談から事件までの間に、担当者から3回ほど電話がかかってきましたが、私のことを聞かれたのはそのうち1回だけでした。

    事件後、私が相談に行ったときのことについては、平成28年11月28日と12月2日の2回にわたって、警察から事情聴取を受けました。

    警察からの聴取の際、挨拶が終わった後の最初の言葉が「本当に殺されるかもしれないと言ったんですか」でした。その後も、私が「殺されるかもしれないという言葉を言っていないのではないかと何度も聞かれました。

    でも、「殺されるかもしれない」という言葉を、私は絶対に伝えました。母も、警察に何度も訴えてくれました。これだけは間違いありません。この事実を警察が認めないことに、怒りを通り越して、悲しみを感じています。

    必死に訴えたことが全く伝わらなかった。感じるものに温度差があったとしても、警察に持っていった多くの資料があり、殺されるかもしれないと何度も伝えたにもかかわらず、危険性がないと判断されたのは今でも理解できません。

    今思うと、相談した際に、女性の警察官がほとんどメモを取らずに話を聞いていたことや、男性の警察官が「他の事件が忙しい」と言い何度も部屋を出入りしていたことから、私の相談を軽い気持ちで聞いていたのだと思います。

    私が言ったことをどのように受け取ったのか、相談した担当者に直接話を聞かせてほしいと何度もお願いしてきましたが、組織として対応していますと、一切取り合ってもらえませんでした。

    平成28年12月13日に、武蔵野署の署長からは形ばかりの謝罪がありましたが、「少しお元気になられたようですが」と、傷つく言葉がかけられました。謝罪をしていただいたからといって傷だらけになった身体が元に戻る訳でもないし、時間を巻き戻せる訳でもありません。それでも、警察がどうして私の相談を真剣に受け止めてくれなかったのか、きちんと理由を説明してもらえるのなら、少しは救われるのかもしれません。

    事件に遭った日から時間が止まってしまったかのように、前に進むことが怖くなってしまいました。支えや助けがあること、温かい言葉をかけてくれる人がいることで、きっと大丈夫だと思える勇気をもらい、なんとか毎日を過ごしています。

    この事件以降も、似たような事件が起こっているのをニュースでみかけますが、その度にとても苦しい気持ちになります。犯人の勝手な思い込みや都合、感情だけで、なくなっていい命はどこにもありません。

    本事案発生後の取り組みを拝見しましたが、警察がこの事件のことを本当に反省してくれていないと、また同じことが繰り返されるのではないかと心配です。

    この事件をきっかけに、同じ不安や恐怖を抱えて苦しんでいる人が、安心できるような社会に変わっていってくれたら嬉しいです。

    この文章で、少しでも私の気持ちが伝わりますように。

    平成28年12月16日

    冨田真由
    イイネ! 返信
  • [441] SS 2016/12/16 00:32

    PFCcV81F
    強姦致傷の元J2選手、懲役30年判決 女性8人襲う


     20〜30代の女性8人を襲ったとして、強姦(ごうかん)致傷などの罪に問われた元サッカーJ2選手の神村奨(かみむらしょう)被告(27)=相模原市南区=に対し、横浜地裁は12日、求刑通り懲役30年の判決を言い渡した。片山隆夫裁判長は「同種の事案と比べても極めて悪質な犯行。有期懲役の上限が相当だ」と述べた。

     判決によると、神村被告は2009年から15年にかけ、神奈川県内や埼玉県内で女性7人を強姦し、うち5人には殴るなどしてけがを負わせた。ほかに女性1人を強姦しようとしたが、未遂だった。

     外壁をよじ登るなどしてマンションに侵入し、玄関に鍵がかかっていない部屋を探していた。刃物を女性に突きつけ、「騒いだら殺すぞ」と脅し、粘着テープで手首を縛り、目隠しをしたほか、乱暴する様子を撮影するなどしていた。

     神村被告は11年にJ2の水戸ホーリーホックに入団。JFLなどでもプレーし、13年に現役を引退した。
    イイネ! 返信
  • [440] SS 2016/12/15 07:37

    PFCcV81F
    「平壌にラーメン屋」と旅立った金正日の料理人、音信不通に


    藤本氏が通い詰めていた筑地「井上」で
     バンダナにサングラスの異相で知られる「金正日の料理人」こと藤本健二氏(仮名)が平壌に向かってはや3カ月。「うまいラーメンを作って金正恩委員長に食べてもらう」と北京経由で北朝鮮に入国したのは分かっているが、その後ぷつりと音信が途絶え、日本で帰りを待つ知人たちをやきもきさせているという――。

     ***

     包丁一本サラシに巻いて、旅に出るのも板前修業の一つと聞くが、北朝鮮の“将軍様”、故金正日総書記の専属料理人だった藤本氏が、トランクいっぱいの食材とともに訪朝、旅の身空となったのは夏の終わりのことだった。

    「藤本氏は自分が寿司職人として働いていた平壌の最高級ホテル『高麗ホテル』に店を持ちたい、そこで築地の名店『井上』の味を再現したラーメンを出すのが夢だ、と長らく公言していました。それが今回、念願叶って平壌で店を出せる、と張り切って旅立ったのです」

     とは、彼をよく知る人物だ。十数年間、料理人として金一家に仕え、幼少期から現最高指導者の金正恩を知る藤本氏。その金正恩の肝煎りで、特等地に建つ最新ビルにフロアを与えられ、朝鮮労働党の創立記念日、10月10日に店をオープンする予定だったという。件の名店のレシピを携えた藤本氏はまず北京に入り、たまたま同地に居合わせた日本のジャーナリストと会食後、平壌に入ったというが、

    「その後、何の音信もなく、消息不明なのです。藤本さんは2012年に11年ぶりに訪朝してから今回で4度目、今年は3度目の訪朝なのですが、こんなことは初めてです。万が一、収容所などに送り込まれている恐れもないわけではありませんから、心配です」

     とその知人は語るのだ。
    ■長男怪死の奇禍

     北京経由で平壌に入ったのなら北京経由で出るはず。そう踏んだ北京駐在の日本人記者たちも、平壌からの便が到着するたびに乗客のチェックを行っているが、行方は杳(よう)として分からない。

     肝心の藤本氏の店についても“予定通りオープンしたようだ”という情報がある一方、10月中旬に平壌を訪れた北朝鮮に詳しいジャーナリストは“藤本さんの料理店を探したが見つからなかった”と証言。“11月に愛知県の総連関係者が北朝鮮を訪れて、藤本さんの店を探したそうですが、やはり見つからなかった”と言うし、“水害の影響でビルの建設が遅れ、オープンが遅れている”という説も流れ、錯綜している。

    「北朝鮮というお国柄、こちらから連絡が取れないのは仕方なくとも、藤本氏なら連絡しようと思えばできるはず。それができぬ状況にあるのだとしたら……」(同)

     実は藤本氏、北に家族を残しているが、12年の訪朝直前に長男が怪死する奇禍に見舞われている。

     藤本氏をよく知る「コリア・レポート」の辺真一編集長は言う。

    「元々、彼が変装していたのも北のヒットマンを怖れてのこと。関係者が安否をめぐってやきもきするのも無理からぬことです」

     北朝鮮に詳しい別のジャーナリストも言う。

    「彼が脱北した際、日本の公安当局に“自分か金正恩が死ぬまで出さない”という条件で秘密文書を提出したと聞きます。その真偽は定かでないですし、藤本氏本人に何度か促したこともあるのですが、決して口にしません。もしも彼が何か秘密を握っているなら、金正恩はむしろ彼を厚遇して、目の届く北朝鮮国内に留め置きたいと考えるはず」

     料理人が腹に飲んだ刃が、自身の命を守ることもありうるというのだ。
    イイネ! 返信
  • [439] SS 2016/12/14 13:42

    PFCcV81F
    京都府長岡京市で今年9月、大型クレーン車で原付きバイクの女性をはねて死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)罪で起訴された男が、「運転中に(スマートフォン向けゲームアプリの)『ポケモンGO(ゴー)』を操作していた」と供述したことが、捜査関係者への取材などで分かった。

     男は京都市山科区のクレーン会社社員、根上弘樹被告(47)。9月12日午後6時15分ごろ、長岡京市の府道をクレーン車で走行中、原付きバイクに追突し、京都市伏見区の女性(39)を脳挫滅で死亡させたとされる。

     捜査関係者などによると、根上被告は赤信号で停止した際、ポケモンGOを操作し、直後に前方をよく確認しないまま発進し、まだ停止したままだった原付きバイクにぶつかった。クレーン車は止まらずに女性を約130メートル引きずっていたが、根上被告は府警の調べに「事故には気付かなかった」と供述したという。【花澤葵、礒野健一】

     ◇ポケGO事故、17道府県で26件発生

     警察庁によると、ポケモンGOを操作中の人身事故は、配信が開始された今年7月22日から11月21日までに17道府県で26件発生。うち死亡事故は愛知県で2件、徳島県で1件あった。愛知県一宮市では10月26日、横断歩道を渡ろうとしていた小学4年の男児が会社員の男のトラックにはねられて死亡。遺族が今月2日、運転中の「ながらスマホ」の厳罰化などを求めた。
    イイネ! 返信
  • [438] SS 2016/12/14 13:41

    PFCcV81F
    勤務先の保育園で女児の体を触ったとして、強制わいせつ罪に問われた仙台市宮城野区幸町2丁目、元保育士の無職阿部亮太被告(27)=懲戒解雇=の初公判が13日、仙台地裁であり、被告は起訴内容を認めた。
     検察側は「被告はロリコンの性癖があり、女児と一緒に過ごせると考え、5年前に保育士として働き始めた」と指摘。「勤務当初からわいせつ行為をし、2〜5歳の女児に週3日の頻度で繰り返していた。被害者は20人に上り、動画の撮影もしていた」と述べた。
     さらに「園児は自分が何をされているかよく分かっていない様子で、ばれそうになったことは一度もなかった」とする被告の供述調書も読み上げた。
     起訴状によると、被告は10月3日午後3時半ごろ、青葉区の保育園で勤務中、同園の女児の下着を脱がせて下半身を触ったり、自分の下半身を押し付けたりしたとされる。別の女児2人にもわいせつ行為をしたとして2度、追起訴された。
    イイネ! 返信
  • [437] SS 2016/12/13 01:41

    PFCcV81F
    続き

    聴取を担当してくださったのは、若い男性検事さんと女性検事さんです。ただでさえ、初対面の人に被害内容を話すことは憚られます。

    ところが、担当の女性検事さんから、

    「なぜ大きな声を出さなかったのか」

    「なぜ壁を叩かなかったのか」

    などと淡々とした口調で質問を浴びせられ、だんだん自分に非があるのかもしれないと思ってしまいました。そして、女性検事さんから、

    「自分の身を守るためなら大声を出すべきだったと思う。何でそうしなかったの」

    という言葉を聞き、検察は自分を守ってくれるところではないと思ってしまったのです。

    さらに検事さんからは、強姦致傷罪の場合、裁判員制度の対象にされるという説明もあり、

    「裁判員裁判になれば、相手側の弁護士からもっときつい追及がある」

    と訊かされ、裁判が進めば、加害者側の弁護士に何をされたのかを根掘り葉掘り聞かれて、検事さんの事情聴取のほかに裁判所でまた恥ずかしい思いをすることになるのかと思いました。

    その日の聴取は5時間に及びました。

    もちろん、検事さんがしつこく確認するのは加害者の有罪を立証するためだと理解しています。しかし、聴取を終えたときには、これ以上つらい思いをするなんてもう耐えられない、被害にあった私を守ってくれるところはどこにもない、早く終わりにしてしまいたい。そう思うようになり、それ以上何も考えることができず、もう終わりにしたほうがいいと考えるようになりました。

    これが示談に応じた理由です。正直、示談したことが正解だったのかわかりません。いまでも気持ちが整理できず、食欲もわかず、体重が落ちてしまいました。頑張って食べても吐いて戻してしまうのです。

    被害者にしか分からないこと

    家族の前では以前と何も変わらないように努めていますが、一人になったときにその反動が押し寄せてきてしまいます。

    テレビもインターネットも極力見ないようにして、ベッドで横になっている時間が多いのですが、目を閉じると、突然あの夜の加害者の目がフラッシュバックするんです。加害者は釈放されたときに睨むような目をしていましたが、あれよりも鋭い目つきです。怖くなってしまい、結局、毎日2時間くらいしか眠ることができません。

    * * *

    以上がAさんの証言である。彼女の悲痛な言葉は、裏を返せば、性犯罪被害の実態を訴えることができない女性が数多く存在するという現実を物語っている。

    現在、高畑は埼玉県内の心療内科の専門病院に入院しているという。

    Aさんに高畑への思いを聞いた。

    「いまは自分のことで精一杯です。しかし、釈放後は謝罪ではなく、むしろ開き直りともとれる加害者側弁護士のコメントを知り、怒りを覚えます。

    性犯罪の被害者にとって、大声で助けを求めればよかったのではないかという決めつけが一番傷つきます。自分なりの精いっぱいの抵抗をしたつもりですし、相手の言いなりにならなかったら、大ケガをさせられていたといまでも思っています。それくらい怖くて何もできない状態だったことを分かってほしいです。

    仮に裁判において、抵抗が弱かった、叫んで助けを求めなかったなどという理由で加害者が無罪になってしまうのであれば、被害者は泣き寝入りするほかありません。

    私の容貌や自宅が特定されかねない報道もあり、本当に怖いんです。被害者にしかわからない恐怖、痛みをわかってほしいと思います」

    今回の事件は、芸能一家に起きた衝撃的な事件として世間の注目を集めた。しかし、芸能人が関わる事件だからと言って、被害者について何を報じてもいいというわけではない。性犯罪の被害者がどれほど深い傷を負い、苦しむのか。その現実を忘れてはいけない。
    イイネ! 返信
  • [436] SS 2016/12/12 00:22

    PFCcV81F
    続き


    「合意の感情は一切なかった」というAさん本人の告白を受けてもなお、高畑側の弁護士はすぐさま10月14日に、

    「女性のお話によっても、明らかな暴行や脅迫は認められないものと認識しています」

    というコメントを発表した。こうした一連の高畑側の主張は、様々な憶測報道を呼び、事件当日以降もAさんを苦しめ続ける要因になっている。

    「事件を警察に通報したAさんの知人男性は暴力団関係者で、Aさんに診断書を取るために病院へ行くよう指示した」

    「知人男性は高畑側と示談をめぐって交渉し、破格の示談金を要求した」

    ——こうしてAさんは性犯罪の被害者でありながら、「金目当ての美人局」という疑惑をかけられてしまう。

    知人男性は、どのような役割を果たしたのか。そして、なぜ示談をしたのか。今回、ついにAさんが事件の最大の謎を明かす。

    * * *

    加害者(高畑)にレイプされた後、怒りを通りこした絶望的な気持ちを抱えたままホテルを出て、あてもなく車を走らせました。警察に通報することも考えましたが、家族に伝わってしまうかもしれないと考えて躊躇してしまいました。強姦されたなんて、家族には絶対に言えません。

    私が被害に遭ったことを知ったら、家族はショックを受け、ひどく傷つくでしょう。その結果、家族関係までぎくしゃくしてしまうかもしれないと考えました。

    一人で抱え込むべきか、それとも警察に言うべきなのか。どうしていいかわからず、結局、ホテルの近くに住む知人男性に相談することにしました。


    した。必死に我慢していたものが、一気にあふれてしまったのだと思います。私の話を聞いた知人は、

    「それは明らかなレイプ事件だよ。傷つけられた人が我慢することなんてないよ」

    と言ってくれ、被害届を出すようにアドバイスしてくれました。しかし私は、警察に事情を説明することも嫌でした。そこで知人が、

    「俺が警察に電話するから」

    と言って通報し、そこで警察の指示に従い、ホテルに引き返しました。ホテルに着くと、すでに警察の方がいて、空いている部屋で事情を聴かれました。病院に行くことになったのも警察の方からの指示です。その際、

    「体内に(加害者の)精液が残っているのであれば、それは証拠になります。一緒に病院に行きましょう」

    という説明がありました。警察の車に乗り、女性警察官の方と一緒に群馬大学医学部附属病院の産科婦人科に行ったのです。

    病院では、膣内に残っている精液を採取された後、用意されていたアフターピルを服用しました。病院を出たのは、午前8時か9時頃だったと思います。その後、知人と一緒に前橋署に向かい、再び事情を聴かれました。


    闘う心が折れた瞬間

    一部の報道では、知人の存在が事件解決のネックになったと書かれていたと聞きました。たしかにホテルで加害者側の関係者と顔を合わせたとき、警察官の目の前で、知人が「なんてことをしたんだ」などと大声を出したことは事実です。

    しかし、レイプされた私のために感情を露にして怒ったことが、責められることなのでしょうか。知人は示談交渉には一切関与していません。

    前橋署の会議室で、加害者が所属していた芸能プロダクションの社長らが、私と知人に向かって、「示談にしてほしい」と言ってきました。それを受けて、双方の弁護士同士で交渉が始まりました。知人が交渉の場に立ち会ったことはありませんし、示談交渉について双方の弁護士と話をしたこともありません。

    * * *

    示談後、Aさんの代理人を務めている入江源太弁護士が補足する。

    「もし仮に美人局の事実があったとしたならば、高畑氏は恐喝罪の被害者になりますから、加害者の代理人もそう主張していたでしょう。そもそも『美人局』という言葉はマスコミから一方的に出たもので、加害者弁護士サイドも美人局などということを一切口にしていません。

    示談内容についても無責任な報道が次々となされて、Aさんは困惑しています。示談について、Aさんは当時の弁護士に一任しており、経緯の報告を受けていただけです」

    Aさんの告白に戻る。

    * * *

    今回の事件が様々な憶測を呼んでしまった一番の原因は、私が急に示談したからだと思います。

    私は加害者に対し、絶対に許すことはできないと思ってましたし、刑務所に行ってほしいとも考えました。

    しかし、前橋地検で行われた聴取で心が折れてしまったのです。

    続く
    イイネ! 返信
  • [435] SS 2016/12/10 22:49

    PFCcV81F
    続き


    「出していいだろ」

    性行為が何分続いたのか覚えていません。ただ、無理やりだったので痛かったことだけは覚えています。加害者は、

    「(精液を)出していいだろ」

    と言ってきましたが、

    「やめてください」

    私は必死に訴えました。しかし、加害者はこう言ったんです。

    「生理だったら大丈夫だろう」

    そのまま、中に出されてしまいました。そのときの怒りを通り越した絶望もまた、性犯罪の被害者にしかわからないことだと思います。

    性行為が終わると、加害者は「すっきりした」という様子で私から離れました。ようやく解放された私は逃げるように部屋を出て2階にあるトイレに駆け込みました。

    トイレの中では震えが止まりませんでした。もう、仕事ができる状態ではなかったので、トイレから出ると、もう一人のスタッフに、

    「悪いけど、帰ってもいい?」

    と伝え、私はホテルを出たんです。

    * * *

    以上がAさんの証言である。Aさんには合意の感情はまったくなく、高畑の行為は完全にレイプ、罪名にするなら文字通り「強姦致傷」である。

    入江弁護士が指摘する通り、高畑の供述をベースにした週刊文春などの報道は、Aさんの証言とあまりに食い違っている。

    なかでも決定的なのは、フロントを離れたAさんが、高畑の部屋に向かう経緯だろう。

    高畑の言い分に依拠した週刊文春の記事(9月29日号)ではこうなっている(以下、引用は週刊文春の同記事)。

    〈意地になっていた高畑は叫んだ。

    「歯ブラシが欲しいんじゃなくて、部屋に来て欲しいんです!」

    粘りに根負けしたのか、吉田さん(編集部註・Aさんの仮名)はフロントを出た〉

    〈そして二人を乗せたエレベーターのドアが閉まるや否や、高畑は吉田さんに唇を押し付けた。

    「一瞬、僕の両肩を抑えたり、口をつぐむなどはありましたが、すぐに舌が絡まり合う感触を感じました。激しい抵抗感を感じなかったので、僕はいけるみたいなことを思いました」〉

    これを読めば、まるでAさんが高畑を受け入れたかのように思えてしまう。エレベーター内の出来事は、強姦か和姦かを分ける重要なポイントだ。

    Aさんはあきれながらもこう反論する。


    「キスをしたなんて絶対にない。そもそも私はエレベーターに一緒に乗っていません。

    ホテルのエレベーターにはカメラがついていないから、そんな適当な話をするのでしょうか。ビジネスホテルの従業員がお客様と二人でエレベーターに乗ることはありません。もし乗るとするならば、お客様が部屋の中に鍵を置き忘れて外出してしまったときくらいです」

    食い違いはこれだけではない。高畑側の主張によれば、エレベーターを出ると、二人はスタッフの目を気にして時間差で部屋に入ったという。

    〈彼女は閉まりそうなドアを手で開けて、部屋に入ってきました〉

    さらに部屋での性行為について、高畑はこう供述している。

    〈少なくとも女性が泣き叫び助けを呼ぶような事はありませんでした。押さえつけたり、脅迫もしていない。ベッドに倒れ込んだとき、頬に手を当てられ『生理中だからダメ』と言われたが、拒否している感じではないと思いました。彼女は決して受身ばかりだったわけでもないし、逃げようと思えば逃げられたはず〉

    〈彼女は右手の手首や親指を打撲したと主張していますが、行為の最中に、彼女が右手を動かしていたことをはっきりと覚えていますし、少し疑問です〉

    Aさんが性行為に対して積極的だったと言わんばかりである。

    言うまでもなく、これら高畑の主張はすべてAさんの告白とは正反対だ。


    取り返しのつかない傷

    どちらが真実か、それを知るための、重大な物的証拠が一つある。それは、警察に提出した後、最近になって戻ってきた事件当日にAさんが着ていた衣服の一部だ(雑誌上では写真を公開)。

    週刊文春の記事にあるTシャツとジーパンにエプロンという衣装でないことは明らかである。服装すら間違えている、高畑の主張に拠った一連の報道は疑わしいと言わざるをえない。

    高畑の行為が、Aさんに取り返しのつかない深い傷を負わせたことは言うまでもない。

    Aさんが語る。

    「加害者がお酒を飲んで性的欲求が高まって、たまたまフロントにいた私が手っ取り早くターゲットにされてしまったんでしょうか。

    加害者からしてみたら、客であり、タレントである立場で、私のこともたかがホテルの従業員として見下していたんでしょうね。ただ単純に性的欲求の道具に使われたとしか考えられません。本当に、思い出すと怖くていまも身体が震えます」

    さらに、苦しみはこれだけで終わらなかった。Aさんは性犯罪の被害者にもかかわらず、その後、日本中から「美人局」というあらぬ疑惑を抱かれることになる。

    なぜAさんは示談したのか。そして警察に通報したとされる知人男性は、どのような役割を果たしたのか—。

    続く
    イイネ! 返信
  • [434] SS 2016/12/09 03:24

    PFCcV81F
    高畑事件
    続き


    部屋に歯ブラシを届けた経緯


    加害者(編集部註・Aさんは高畑のことをこう呼ぶ)と最初に会話したのは事件が起きる数時間前のことです。

    「近くに飲食店はないですか?」

    と声をかけてきた加害者に飲食店が掲載された冊子を渡しました。

    当日の私の服装について、週刊文春には黒いTシャツに、ジーパン、エプロン姿でフロントに立っていたと書かれていましたが、まったく事実とは異なります。

    私は他の従業員同様、制服を着用していました。上は白いブラウスに制服のベスト、夜だったのでジャケットをはおらず、その上に黒のVネックセーターを着ていました。下は、黒のスラックス。勤務中にジーパンをはくことはありえませんし、Tシャツも同様です。エプロンをつけてフロントに立つこともありません。

    ホテルを出た加害者が一人で戻ってきたのは、深夜の1時40分頃だと思います。そのとき、フロントにいたのは私だけです。深夜の時間帯は交代制で、一人がフロントに立ち、もう一人が仮眠をとる形でした。

    加害者が他愛もないことを話しかけてきましたが、明日も朝早くから撮影ということだったので、

    「早く寝たほうがいいんじゃないですか」

    と応じた記憶があります。ただ、なかなかフロントから離れようとせず、

    「この後、休憩は何時なの?」

    と絡んできました。

    「かわいいね」

    などと結局、5分くらい一方的に話しかけられ、その際、

    「あとで部屋にマッサージに来てもいいよ」

    と言われたことは覚えています。これについてははっきりと、

    「行きません」

    と答えました。このことは警察にも話しています。この時点では、加害者に対しては芸能人というより、よくいる酔っぱらったお客様という程度の印象でした。


    しばらくすると、エレベーターで4階の部屋に戻ったと思っていた加害者が1階から階段を上ってきて、また2階にあるフロントに現れたので、

    「あれ、まだ休んでないんですか」

    と声をかけました。

    「歯ブラシを取りに来た。悪いけど、5分後くらいに部屋に持ってきて」

    そう加害者が言うので、私は仕方なく、

    「では、あとでお持ちします」

    と答えました。それを聞いた加害者は、やっとエレベーターで部屋に上がっていきました。これが1時55分頃のやりとりです。

    なぜ歯ブラシを直接部屋に持っていくと伝えたのか、不思議に思われるかもしれません。もちろん私が職場を放棄して、加害者の部屋に向かったわけではありません。

    午前2時からちょうど休憩時間だったので、歯ブラシを持っていって、そのまま休憩に入ろうと考えていたんです。加害者は有名人ですから、世間体もありますし、まさか危ない目に遭うなどとは、まったく考えませんでした。たんに酔っぱらったお客様にこれ以上絡まれるのがイヤだったんです。

    ただ、そのことで加害者に「自分から部屋に来てくれた」と主張する口実を与えてしまったことが、悔やまれてなりません。

    このとき、私に代わってフロントに立つ別のスタッフがまだ来ていなかったので、〈いまフロントを空けています〉というメモを残し、深夜2時に歯ブラシを持って、一人で加害者が泊まっている405号室に向かいました。


    避妊具もつけずに……

    部屋をノックしたところ、ドアが開いて、加害者が現れました。

    その次の瞬間です。加害者の手が私の右手に伸びてきて凄い力で掴まれたかと思うと、部屋の中に引きずり込まれ、そのままドアのすぐ左側にあったベッドに突き倒されました。

    ベッドに押し倒されると、すぐ耳元で、

    「脱げ」

    と低く凄みのある声で言われました。フロントでは、単なる酔客の悪ふざけという雰囲気でしたが、目つきといい声色といい、まるで別人のようでした。とにかく、恐ろしかった。

    私を押し倒した加害者は無理やりキスしてきました。お酒臭かったことを覚えています。あの日、加害者は白いTシャツにハーフパンツという格好でしたが、気づくと全裸になっていました。

    加害者はしつこく私の服を脱がせようとしましたが、必死に抵抗しました。それでもブラウスや下着の下に手を入れて、身体を触ってきました。

    なんとか上半身は脱がされませんでしたが、ふとした瞬間にズボンを下ろされてしまいました。とっさに私は、

    「生理中だから」

    とウソを口にしました。そう言えば、あきらめてくれると思ったからです。しかし、加害者は、避妊具もつけずに性行為に及んで……。私は、

    「やめてください」

    と訴え続けましたが、

    「いいから黙れ」

    と脅すように言われました。

    いま思えば、大声を出せばよかったと思います。検事さんにも「なぜ大声を出さなかったのか」「なぜ壁を叩かなかったのか」などと訊かれました。でも、私にはそれができなかった。

    まずホテル従業員として自分のことで騒ぎが起きて、他のお客様やホテルに迷惑をかけてしまうことを恐れたということがあります。


    そしてなにより加害者の目つきが怖かったのです。

    釈放された加害者は、警察署の前で迎えの車に乗り込む際、睨むような異様な目つきをしていたと思います。あの夜の目つきは、それ以上に怖いものでした。いまでも突然、あの目がフラッシュバックして、私を苦しめます。

    しかも、加害者は背が高く(181cm)、力も凄く強かった。

    頭も押さえつけられて、髪はグチャグチャになっていました。もし声をあげたら、もっとひどいことをされるし、大ケガをしてしまうと思ってしまいました。

    大きな声を出すことによって何をされるかわからないという恐怖心は性犯罪の被害者にしかわからないと思います。自分の身を守るためには嫌でも相手の言いなりになるしかなかったのです。

    どの段階で右手にケガをしたのか、正直わかりません。ただ、フロントに戻ったとき、親指の付け根に強い痛みがあることに気づきました。いまでも腱鞘炎のような痛みが残っています。

    週刊文春に書かれた加害者の言い分には、「性行為の最中に右手を動かしていた」とありますが、これも事実ではありません。加害者は私の右手を無理やり局部に持っていったのです。このとき、正確な言葉は覚えていませんが、

    「動かせ」

    というようなことを言われました。

    「咥えろ」

    と言われたこともはっきりと覚えています。頭をつかまれて、局部のほうに持っていかれ、

    「いいから舐めろ」

    とも言われました。
    イイネ! 返信
  • [433] SS 2016/12/08 13:01

    PFCcV81F
    高畑裕太「レイプ事件」被害者女性が明かしたあの夜の全真相
    「合意なんてまったくなかった」



    示談の後、高畑側が一方的に「あれは和姦だった」と公表したことで、私は二度レイプされた気持ちです。合意なんてまったくなかった。いまでも、あの恐ろしい目を思い出すと身体が震えます。

    取材・文/齋藤剛(週刊現代記者)


    「私は被害者なのに……」。あまりに事実と違う報道を目の当たりにして彼女は愕然とした。衝撃の逮捕から50日あまり。被害者の女性が沈黙を破り、「あの夜」のすべてを語る。


    悔しくて涙が止まらなかった

    「相手方の弁護士のFAXのコメント内容を知ったとき、全身から血の気が引くのを感じました。

    まるで私がウソをついたかのようなことが書かれていました。私が悪かったというのでしょうか。なぜ加害者のように扱われるのでしょうか……。二度目のレイプをされたような気持ちです。悔しくて悔しくて涙が止まりませんでした。

    示談後、加害者側の弁護士は一方的に『強姦ではなかった。合意があった』というような主張をしていますが、事実ではありません。真実を知ってほしいと思いました」

    震える声でこう話す女性こそ、8月23日未明、俳優の高畑裕太(23歳)にホテルの部屋に連れ込まれ、レイプされた被害者Aさんだ。彼女はあれからどんな思いで日々を過ごしてきたのか。

    彼女の代理人を務める弁護士の同席のもと、後にも先にも1回きりという条件で、3時間にわたって本誌のインタビューに応じてくれた。

    群馬・前橋市内のビジネスホテルのフロント係として勤務していたAさんは、映画の撮影のためホテルに宿泊していた高畑に性的暴行を受けた。Aさんは右手首と指にけがを負い、知人男性の協力を得て群馬県警前橋署に被害届を提出。高畑は容疑を認めて、同日午後に逮捕された。

    高畑にかけられた容疑は強姦致傷。執行猶予はつかず、相当長期(24ヵ月以上)の実刑判決が下ると予想された。ところが、事件は予期せぬ結末を迎える。

    事件から17日後の9月9日、示談成立を受けて高畑は不起訴になり、同日に釈放されて、埼玉県内の病院に入院した。

    状況が一変したのは、この同日だった。高畑の代理人を務めた「法律事務所ヒロナカ」(弘中惇一郎代表)が声明文を発表し、こう主張したのだ。

    〈高畑裕太さんのほうでは合意があるものと思っていた可能性が高く〉

    〈呼びつけていきなり引きずり込んだ、などという事実はなかった〉

    〈違法性の顕著な悪質な事件ではなかったし、仮に、起訴されて裁判になっていれば、無罪主張をしたと思われた事件〉

    これを受け、ネット上では「最初から金目当てだったのか」などと被害者であるAさんを中傷する意見が飛び交った。

    さらに追い打ちをかけたのは、その後の報道だ。不起訴となり釈放されるや否や、無責任な憶測や、高畑サイドの言い分に乗るような推測が次々に報じられた。

    Aさんがとりわけショックを受けたのが、9月21日発売の『週刊文春』の特集記事だ。関係者の証言や捜査資料を元にしたとして、大略、以下のような内容であった。

    〈被害女性は高畑の誘いに乗って部屋に行き、行為の求めに応じた〉

    暗に強姦の事実を否定する内容だったのだ。

    一方的な報道に…

    示談後、Aさんの代理人を務めることになった入江源太弁護士が言う。

    「今回私は、検察、警察に内容証明を送付したうえで、責任者と面談しました。その結果、週刊文春の記事の内容に強い疑問を持ちました。

    同誌の記事は、高畑氏の供述に一方的に依存してつくられた感が否めません。高畑氏の話がそのまま断定的に掲載されており、被害者の話とはまるで食い違っています。

    また法律家として、高畑氏の供述内容を誰がリークしたのかという点も問題視しています。面談した検察と警察の責任者は『一切情報の流出はない』と全面否定をしていました。

    では、誰が情報を流出させたのでしょうか。流出元が明らかでない情報によって被害者が一方的に傷ついていますが、このようなことがあって良いのでしょうか」

    あの夜、いったい何があったのか。Aさん本人が振り返る。


    続く
    イイネ! 返信
  • [432] SS 2016/12/08 12:39

    PFCcV81F
    <千葉大生強姦>飲み会に十数人参加か…周囲気付かず?


     千葉大医学部の学生3人と医学部付属病院の研修医が集団強姦(ごうかん)致傷などの容疑で逮捕された事件で、現場の飲食店で開かれた飲み会に学生ら十数人が参加していたことが捜査関係者への取材で分かった。逮捕された4人は店内のトイレで性的暴行などをした疑いが持たれており、千葉県警は他の参加者が気づかなかったのか、経緯を詳しく調べている。

     県警に集団強姦致傷容疑で逮捕されたのは、医学部5年の吉元将也(23)、山田兼輔(22)、増田峰登(23)=いずれも千葉市中央区=の3容疑者。同じ実習に参加するなど親しい間柄だった。

     準強制わいせつ容疑で逮捕された研修医、藤坂悠司容疑者(30)は、3人を指導する立場にあった。
    イイネ! 返信